遊学の森トラスト

遊学の森トラスト in 安房鴨川

遊学の森 レポート(2005年5月21日)

2005年5月21日、遊学の森は、春の新緑から初夏の濃い緑に徐々に変化していく山々を目に、午前10時から始まりました。

【田中流よもぎ団子作り】
ヨモギは畦にたくさんはえていて、生のままでジュースや塗り薬に、乾燥させてお茶(糖尿に効果有)に、と使える野草だそうです。

午前の部は、そのヨモギを使った春の味ヨモギのお団子を作りました。
田中さんの指導もと、作業台を囲みます。
ゆでて、細かくすりつぶしたヨモギは、濃い緑色で見ているだけでわくわく。
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上新粉(お米をすりつぶした粉)と白玉粉(もち米をすりつぶした粉)・黒砂糖・ヨモギを混ぜ合わせ、お湯を加え、一塊にまとめ、練っていきます。
最初、上新粉だけで練り合わせたのですが、ポロポロとして、まとまりづらいので、白玉粉を加えました。もち米の粉なので、タネに粘り気が出て、まとまり、伸ばしても端っこが割れてしまうということはありませんでした。
レシピ通りの配合のもの・ヨモギの分量を多くしたもの・黒砂糖の分量を減らしたもの・砂糖なしものと、自分たちの好みに合わせて自由に変えてつくりました。
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出来上がったタネをひろい台の上に移して、棒状に伸ばしていきます。伸ばしたものをはじっこから好みの大きさでちぎりって、手で丸めて形にします。
あんこをお餅の中に入れたのですが、なれない作業のため、てこずりました。
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最初は、お手本通りのアン入り・まるい平たいヨモギ餅をみんな作ったのですが、手でころころとやっていると、粘土細工のような感覚になり、最後になるとアンパンマンやら、地球儀のようにまん丸でアンとお餅がまだらなものなどとても個性豊かな作品がそろいました。
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出来上がったものを、蒸し器に入れ、10~15分蒸します。
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ふたを開けると、蒸気と一緒によもぎのほのかなにおいが立ちのぼります。
蒸し器のなかのつるりとしたヨモギ餅が、おいしいぞ~といわんばかり。
黒砂糖を入れたものは、黒砂糖色が濃く、ヨモギを多く入れたものはより濃い緑でテーブルにのりました。
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つやつやのアンパンマン

食べてみると、口にヨモギの香りが広がり、野山の恵みに素直に感謝しました。


【田植えの準備】
午後の部は、遊学の森田んぼにて田植えの準備にとりかかりました。ここでも田中流です。
表面に生えている草を掻いて、表面に漉きこむだけ。
大きく鍬を入れて土を掘り起こす方法とは違うようです。
田んぼの中に群生していたシロツメクサ(クローバー)は、大きくはびこっているにもかかわらず刈り取らないとのコト。
不思議でしたが、田中流。後ほどうかがうと、根っこが強くて、漉きこむのは大変だから、だそうです。
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女性陣は、田んぼの奥にある畑で、トマト・シシトウの苗を植えました。
以前は田んぼだったため、粘土質で野菜たちには少し育つのが大変な環境かもしれません。大きくなるように、念を込めつつ、大切に植えました。

途中の休憩では、今回参加した三村京子さんが生演奏をしてくれました。
ピカンと晴れた太陽の下での汗かき仕事の合間には、贅沢な時間。
(CDはdasで販売中です。)PICT0093s.jpg

みかんを食べて水分を補給します。

私が思っていたよりも田んぼは広くて、終わるのか心配でしたが、時間が経ってみれば、作業の大半は終わってしまいました。
畦の草刈をして、その草も田んぼに肥料として入れました。
また、田んぼに水を引くために、下の川からポンプで吸い上げなくてはならず、その作業も平行して行われました。試行錯誤していた森田さんご夫妻の努力の甲斐あって、ホースから水が! しかし、”やったー”と喜んだのもつかの間、部品が壊れてしまったそうです。
本当にお疲れ様でした。
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田んぼの作業は終わり、裏山からイモケン用の土を拝借したり、せり・ふき・柿の葉・よもぎを摘んで帰りました。


今回、私は始めて遊学の森の作業に参加しました。
自分たちで手作りをして、みんなで食べる、当たり前のこうしたことが非日常に感じられるくらい、私の今までの生活は手作業・技・知恵と離れたところにあったのだなぁと改めて思います。
知らなくても生きていける状況にいるということなのですが。

鴨川の遊学の森からのエネルギーの詰まった山菜や小さくても元気いっぱいな苗たちを、東京に持ち帰って、日常の生活の中で、すこしでも自然と共にある環境を作って身近なところから変えていければと思います。

またおじゃまさせてください。
ありがとうございました。

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今回手作りしたもの
【ヨモギ】 
 *ヨモギ団子
 *ヨモギジュース

【フキ】
 *甘醤油煮
 *ピクルス(味見していないので不安ですが)

手作りできるもの
【ヨモギ】
 *ヨモギ茶

【柿の葉】
 *柿の葉茶

【せり】
 *せりご飯
(鴨川から帰った次の日、作ってお弁当で学校にもっていきました。なかなかおいしくできました。)


《ヨモギの効用》
ヨモギの薬効は、解熱・解毒・神経痛・リュウマチ・子宮出血・老人婦人諸症・吐血・下痢・喘息・貧血・腰痛・痔・虫刺され・歯痛・胸焼けなどに効果があり、切り傷には生の葉の青汁を塗るとよく、嘔吐や下痢には、乾燥させた葉約10gを1リットルの水でよく煎じて飲むとよいそうです。また、生の葉の絞り汁を飲むと高血圧症に効果があるとのことでした。
(「おきなわの薬草百科」大田文子・多和田眞淳共著「身近な食品の薬効と薬草」新星図書 を参考にしました。)

(ごうやぎはつみ)
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ゴーヤーの育て方 森田

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水はけの良い土と、日当たり良好な場所を好みます。
南国の植物なので水をたっぷりやります。出来れば朝晩二回以上あげられればよいでしょう。水はけが悪いと根ぐされを起こしてしまいます。なので土は重要です。

1~2本の苗で市販最大サイズのプランターがシーズンの終わりには土の中が根で一杯になっていることでしょう。
小さいプランターや植木鉢ですと、すぐに根が一杯になった状態となり途中で突然枯れたりします。これは余裕を持ちましょう。

地植え出来るようなら一番最適です。肥料は固形の追肥、液肥その他いろいろ有効です。虫はほとんど付きませんし、特に目立った病気には罹りません。

通常育つと、1本の苗から最低でも30本ほど、生育条件が合えば100本以上が期待出来ます。
1.5m位に伸びたら、一番先端に伸びている芽を摘み取ります。これをしないとひょろひょろと伸び、雄花ばかりが付いてしまいます。
そして雌花が付いたら、同時に咲いている雄花を受粉させてやるとさらに良好な結果が得られます。

使用されなくなった海苔網がたくさんありますので、ご希望の方には差し上げます。本来なら廃棄物になるものですが農業で使うには十分すぎるほどまだ丈夫です。長さがありますのでご希望の長さをお申し出ください。ゴーヤー、キュウリ、朝顔などつる性の植物に最適です。


これはおまけになりますが、苦味が少し苦手な方への苦味のやわらげ方です。
まず縦に二つに切り、それから半月型に出来るだけ薄く、かつ食感を失わない厚さで切ります。
次に粗塩で揉み、置いておきます。これは時間が長いほど苦味は抜けます。長くとも20分位で。
そして、軽く洗い流し、水にさらします。これも長いほどさらに苦味が抜けますので程々に。

年間スケジュール(2005)改訂版

*2月12日(土)・・・・棚田の草刈+α

*4月16日(土)・・・・田起こし(耕起)+α

*5月21日(土)・・・・代掻き+α

*6月11日(土)・・・・田植え+α

*8月20日(土)・・・・田の草取り+α(5月22日改定)

*10月15日(土)・・・稲刈り+α

*11月26日(土)・・・収穫祭+α

遊学の森トラスト通信39 -揚水ポンプ購入-

遊学の森会員の皆さん

異論がないようですので・・・・・揚水ポンプを購入します。

●ホンダ系揚水ポンプー¥25800(新品・送料込み)ホース別、ガソリン使用、(定価:¥55650)
・口径1インチ(2.5cm)
・1分間→130リットル揚水
・全揚程→35m
・ホームセンターで購入可 
・アフターケア有り→ホンダ系自動車、バイク、農機具の販売店にて

◆なお、本体の揚水ポンプの他に、ホース、ガソリン,その他必要部品や燃料を購入しなければなりません。
◆一昨日、AKOちゃんと農作業していた時、かれが教えてくれたのですが、川口自然農法によれば、イネが水がなければ、もうダメ!という時ポンプで水を入れるそうです。そうすると、丈夫になり、生き残るために、必死で立派な実をつけるのだそうです。
人間も、いつも空腹にしておくと、少しの食べ物からでもすごく栄養を吸収するようになるのと似ていますね。
また、トマトも、ぎりぎりまで水を上げないで育てると、美味しくて立派なトマトになるというのもトマト農家では常識です。
まあ、実際には、そううまくいくかどうかわかりませんが、考え方としては納得できます。

◆次回の農作業日・5月21日にはポンプを使って水を揚げられるように準備してみましょう。

遊学の森トラスト通信38 5月21日農作業・だんご作り+代かき

5月21日は、だんご作り+代かき農作業です。
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★午前中はだんご作りをしませんか。
・よもぎだんご、にっきだんご、黄な粉だんご、よもぎ餅もどきを作ります。さっと出来て、その場で食べる、これが信条です。
http://page.freett.com/hitotoki/wahuu/yomogi.htm

★午後は代かきです。
・今は、田起こし最中ですが、多分5月21日までには、田起こしのメドがつくと思いますので、21日は、代かきです。といっても、遊学の森は、独創的代かきで、耕した上をみんなが足でぐちゃぐちゃと踏みつけ、泥泥にしようというわけです。田植えの準備です。

★それまでに揚水ポンプを買って、いざ!という時にはポンプで川から水を揚げます。

●5月21日
・集合:朝9時 田中/阿部宅 電話/FAX04-7098-0350
http://blog3.fc2.com/yugakunomori/(交通アクセスをクリック)
・午前:だんご作り
・昼食:¥500(だんご+昼食+酵素梅酒)*酵素は前回仕込んだものです。
・午後:代かき農作業
雨靴(長靴)を持参してください。 【“遊学の森トラスト通信38 5月21日農作業・だんご作り+代かき”の続きを読む】