遊学の森トラスト

遊学の森トラスト in 安房鴨川

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「あわのわマーケット」参加レポート

10月13日 NPO法人うず主催「あわのわマーケット」参加レポート

遊学の森トラスト会員 田村紀子
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場所:鴨川自然王国

イベント前日…

遊学の森トラスト稲刈り時に配られた1枚のチラシ…。それが「あわのわ」のお知らせだった。そのときには、行ってみようかな~という軽い気持ちだったものの、これに自分の仕事を絡められるとは、何という幸運(強引さ)!

前日は田中さんのご好意により田中家に宿泊させていただくことに。そこには私の家族と一緒にイベントの撮影を担当するカメラマンの中川さん(先日の稲刈りも助っ人頂きました)、そして5年ぶりに田中さんと阿部さんのもとを訪れたという竹沢イチローさんと大学生の浦上さんという先客がいらっしゃった。

特にイチローさんは初の画集が出来たということで、ささやかながら、お祝いということで盛り上がる。初めて会った方なのに、うちの子どもたちのうち解け方の早さといったら!! それもそのはず。とにかく子どもたちが喜びそうなイラストを一緒になって次々と描いて下さった。「子どもは天使…」とおっしゃるイチローさんこそ、とても純粋な心の持ち主だと感じ入りました。

前日のもうひとつの盛り上がりが、「お茶のお点前」。まさに、なーんちゃってお手前で抹茶を楽しんだにすぎないのだが、これがなかなか楽しかった。お茶は作法が堅苦しい感が否めないものの、相手と向かい合って、落ち着いたコミュニケーションをする時間を生み出してくれるもののよう。さぁ、これから誰が極めて下さるのかこうご期待である。

イベント当日

田中さんたちは出店の場所取りもあって、朝9時半前に出発。その後、私たちはゆっくりと朝食を終え、中川さん焙煎のコーヒーを堪能し、10時半前に、ゆっくりと鴨川自然王国へ。
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その第一関門となったのが、車のナビと田中さんの描いて下さった地図が大いに違うことだった。最初にナビを信じたものの、やはり道がわからなくなり、田中さんの地図をもとに再出発。が、結局同じようなところで悩み、ナビと地図両方を見比べしてなんとか王国へ。(ちなみにナビのほうが田中さんの教えて頂いた道よりも近道であることが判明)

指定された駐車場から現地まで約5分ほど歩くわけだが、広がる青空と静まりかえった田園風景に、この先になにかイベントが開催されている賑やかさはまったく感じられなかった。どんなイベントなんだろうとやや不安になっていると、子どもたちの賑やかな声と陽気なサウンドが聞こえてきた。まるで一面の砂漠にオアシスが見えたかのよう。小さな小学校のグランドくらいの大きさの緑の大地に約2,30店舗ほどのお店がランダムに軒を連ねていた。かかるサウンドもゆるいせいか、会場も大盛り上がり、大にぎやかというよりは、まったりとした賑やかさという感じ。
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Yaeさんのインタビューなど、多少仕事をこなしながらも、出店しているお店をたずねてみた。天然酵母のパン屋さんのパンはどれもみんな美味しそう。どうやらうちの娘はここのクロワッサンを2個も独り占めしたよう。どれどれ…と思ってクロワッサンを探してみると、もうすでにソールドアウト! どうやら同じようにクロワッサンを目的に来た若い方が入らして「残念!」と思わず顔を突き合わせた。たったそれだけのことだが、ここのマーケットは、お店の方との交流はもちろん、買い手側の会話も本当に自然に始まっていく。
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おもむろに敷かれたムシロの上で子どもと一緒にパンをかじっていると、その横にアイスクリームらしき食べ物をもったカップルが座った。ムムム??アイスなんて売ってた?と思い「美味しいですか?」と何気なくたずねてみた。すると、これはカレーのセットを返却すると頂けるデザートのようで、シナモンのアイスだからお子さんには…。とアドバイスを頂く。うちの娘は大のアイス好きで、のぞき込むようにアイスを見ていたが、辛いんだって!と言って聞かせると、お兄さんの顔を見て納得したのか、諦めたようだった。

「あわのわ」は、そんな自然な会話があちこちで生まれているようだった。私が知っている他のマーケットと違って、せわしなさがまったくない。出店している方も思い思いに時間を見つけては、他のお店の人と会話をし、自分の買い物を楽しんでいた。

中には太鼓をたたき、音楽を奏でる人もいた。午後になってYaeさんがパーソナリティとなりゲストに青山貴さんと加藤登紀子さんをむかえたトークショーがはじまると、お店そっちのけで話を聞いていた人も珍しくなかった。
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どのお店にも売りたいという欲が感じられないのだ。「私たちの生活を見て、見に来て!」といった感じだろうか。お菓子を作って、染め物をして、アクセサリーをつくって生活していますとアピールしている、といったほうが適切な表現かもしれない。だから、そこには窮屈で、せせこましい空気は生まれないのだ。どこまでもまったりと、ゆるゆるとしたつながりがあった。

途中、イチローさんと話をする機会があったが、イチローさんも同じ感想を言っていた。

ここには誰でも居場所があるような、心地よさがある、と。

空気感を楽しめるイベントというのは、初めての体験だったかもしれない。

お店があって、心がこもった食べ物があって、同じような思いを持った人との会話があり、歌があり、踊りがあり…。

「あわのわ」なかなかスゴイです。

あの大人しいクロが、他の犬とは大げんかしてしまう様もすごかったけれど…。
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ちなみにうちのミーたん(上の娘・6歳)は、すぐに一つ上の女の子と仲良くなり、なんとそのお友達にネックレスまで買ってもらっていた!!その金額500円。(大まけにまけてもらったようだが)どうやらお金の一部は、お友達になったお母さんの売り上げからくすねられていたようだったが(もちろん、こちらは謝り倒し)、今となっては、そのガラスのネックレスを見るたびに、心地よい思い出となっている。
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今度は仕事がなくても、また来ます。林さんから購入したステンレス製のマイカップ&マイ皿(なんと100円)持参で。楽しみに待つことにします。
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安房ルネッサンス - 農人舎(上野治範さん) -

安房ルネッサンス
2008-10-15 - 農人舎(上野治範さん) -
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(T=田中正治 U=上野治範さん)

T-いつ鴨川に移住されたのですか?
U-バブル絶頂期・崩壊直前・1991年です。
Tーいい勘してますね!(^^)

T-絶頂期の東京での広告・企画の仕事をやめられた理由は?
U-”このままの人生で終わるのはいや!”だったから。その前から、
有機農業のメッカ・埼玉県小川町の金子美登さん宅に、
毎週末通いはじめていました。自然や農への憧れですね。
そこには静かな時間が流れていて、広告業界とは対極的な世界でした。
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T-鴨川での住まいは?
U-最初は、近くのお寺を借りたんです。
“お金は要らないよ”といわれたんですよ。
でも、それじゃ申し訳ないので、年5万円お支払いしました。夫婦で。
息子は「八ヶ岳実践農業大学校」を卒業して今は鴨川で兼業農業をしています。

T-おしごとは?
はじめ、友人が亀田病院系・KTSの企画の仕事を紹介してくれたので、
嘱託になりました。
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T-農人舎を始められたきっかけは?
U-KTSの資材置き場を譲ってもらって始めたんです。
農人舎という名前は、宇宙飛行士の秋山さんが「農人日記」という本を書いていたので、
「農人」という名前を使わせてもらっていいですか?と問い合わせたところ、
”いいですよ、無農薬栽培でやってくださいよ”ということだったので、
使わせてもらいました。
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T-農人舎で何をやろうと思われたのですか?
U-地域でコミュニティービジネスを作りたかったのです。
若い移住者も生活できるように。小さなことで、お金が入ればいいなという思いで。
そのためには、まず自分達がコミュニティービジネスを立ち上げる。
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T-それで草木染を?
U-ええ、東京の友人から、“植物を活用したビジネスをやろう。
草木染は体にいいよ”といわれたんです。
草木染は、「外服薬」といわれるんですね。つまり、着る薬です。胃腸病だったら、
ウコン、キハダの服を着るとか・・・。植物の波動、自然治癒力ですね。

T-農人舎の草木染の独自性は?
U-布を処理して、色が入りやすいように、独自開発しました。
一般には染料を買ってくるか、自然の草や花を煮出して染めるのですが、
農人舎では、草木の抽出機械を開発して染料そのものをつくっているんです。
それと、草木を蒸留させて、化粧水を作っています。
「香草美肌水」と名づけていて、インターネット販売もしています。
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T-若い人へのコミュニティービジネスの勧めは?
U-商品の企画・開発をして、生産・販売をしたい人に任せたいと思っています。
自然を活かしたビジネスですね。
例えば、トウガラシをテーマにトータルな商品企画をする。
トウガラシ模様のネクタイ、トウガラシで染めたTシャツ、魔よけトウガラシネックレス、
お店もトウガラシ色で内装・・・・といったぐあいにね。

T-う~ん、おもしろいですね!
U-”細部に神が宿る”という言葉があるでしょう。
おもしろいネーミング、パッケージ、物語をつけると、新しい商品が出来るんです。
そして地域のデザイナーとコラボするのです。
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T-上野さんの夢は?
U-地域の若者も高齢者も、一緒になって何かを作っていける、
そういう役割の一つに農人舎がなれればいいな。小さな仕事を一杯作っていきたい。
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U-3つのことが柱になるでしょうね。
  一つ目は、地域通貨「安房マネー」。これは既にあります。
  二つ目は、コミュニティービジネス研究会。既に「一期倶楽部」があります。
  三つ目は、人間いかに生きるか研究会。これは未だないですね。
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T-上野さんの哲学は?
U-環境問題の基本は、「自分が死んだ後は、関係ない」です。
  だから、自分とは何かを追求すべきなのです。
  生きている根拠は実はないのです。
  だから、死が織り込まれた存在であることを認識すべきなのです。
  何の根拠もない自分だからこそ、生の根拠を、
  行動を通して作っていかなければなりません。
  神は外にも内にも存在しません。
  人間は自分という存在を確かめたいのです。
  欲望や所有欲の根本は自我ですが、自我を越えると、
  他人も動物も植物も自分とぶっつづきの世界が見えてくるかも知れません。
  新宿に「哲学cafe」があります。
  この地域でも、哲学cafeがあるといいですね。

T-ありがとうございました。とても、興味深かったです。
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お米の配分

遊学の森トラスト会員の皆様ーお米の配分ー
田中正治
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・ご近所の山田さん(農家)に籾摺りを頼んでいましたが、玄米276kgになりました。
2008年度会員は14名ですので、276kg÷14名=19.7kgとなります。

・2007年度は、13kgでしたから、豊作となりました。皆さんのご努力の賜物です。

・収穫祭は11月29-30日に予定しておりますので、会員の皆さんは、できるだけ
 収穫祭に参加し、お米をお持ち帰り下さい。

・収穫祭に来られなかった方には、収穫祭直後、宅急便(着払い)にてお届けします。

・なお、一部の方には、収穫祭は11月15-16日とお伝えしましたが、
 11月16日は、「国際有機農業映画祭」と重なっておりまして、
 映画祭に参加される方がかなりおられると、予想されますので、
 年間計画通り11月29-30日に行います。よろしくお願いします。
http://blog.yuki-eiga.com/「国際有機農業映画祭」

もみ落とし(脱穀)

もみ落とし(脱穀)ー阿部文子ー
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昨日(9月28日)、お天気もまあまあで 
お隣の寺尾さんのお陰で脱穀機が修理でき、真山さん 上田さん 田中、
そして自然王国帰農塾の田村さん夫妻も市川から駆けつけてくださって
ウイーン ウイーンと夕方遅くまで機械の音に囲まれて、無事終了。

すべての諸々に感謝。
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機械を生き返らせてくださった寺尾さん。
寺尾さんの知識と技術、あれこれと教えてくださったことがなかったら、
自分たちでは手に余っていたでしょう。
また 新しい経験をつむことができました。

周りで 集団でたわむれている猿から 泊まりこんでの二週間、
無事に稲を守ってくれた上田さんちの秋田犬「クマ」。
「明日は帰れるね」と言い聞かしてあったからか
28日は昼間から 上田さんと自宅へ帰るのを待ち焦がれていました。

タイミング良く 晴れ 雨を繰り返したお天気にも恵まれて、
ずしりと思いもみは、今 "おコメ(玄米)”になりに、
近くの専業農家山田さんちへ行っています。
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うれしい!

農家の喜びとは こういうことだったんですね。

雨や風、お天とうさまに囲まれて、作物が一生を終える不思議。

ながーい歴史に育まれた地球の生態系に、畏敬の念を覚えます。

ほんとに すべてのもろもろに カンシャ!
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